あらすじ
「この光が消えれば、暗黒の宇宙で迷子になる。私の命が尽きても、灯し続ける——」 小惑星帯の片隅で、宇宙船の航路を照らす「恒星灯台」を守る老灯台守エリアス。彼は自らの老いと、灯台の動力源が限界を迎えていることを周囲に隠していた。 ある日、猛烈な宇宙砂嵐が発生し、新米パイロット・マーラの操縦する船が視界を失い遭難する。 エリアスは自らの衰えを認め、規則を破って救出信号を発信。マーラの必死の交信と、限界寸前の灯台の光を頼りに、二人は嵐の深部で命がけの誘導を試みる。 完璧な技術などない。だが、繋ぎ合う意志が暗闇を切り裂く。 広大な宇宙の孤独と、その中に灯る人間味溢れる絆を描く、感動のスペースヒューマンドラマ。
